楽天・バンガード・ファンド 楽天VTIのススメ

2017年に爆誕した「楽天・バンガード・ファンド」シリーズ。
続々と新商品が誕生し、現在7つの商品が運用されています。

このシリーズは個人投資家待望の商品で、2017年9月に発表された「楽天・全世界株式インデックス・ファンド」(以、楽天VT)と「楽天・全米株式インデックス・ファンド」(以下、楽天VTI)が、
その年の「投信ブロガーが選ぶ! Fund of the Year 2017」の1位と3位にそれぞれランクインしました。
投票期間は2017年11月いっぱいだったので、わずか2か月でこの結果は驚異的ですね。

なぜこんなに人気があるのでしょうか?
その理由と私のオススメ「楽天VTI」について書いていきたいと思います。

楽天・バンガード・ファンド シリーズ一覧

※楽天証券HPより抜粋(2018年8月24日時点)

現在7つの商品が運用されていますが、今回は私も実際に積立をしている「楽天VTI」について書いていこうと思います。

過去の実績

楽天VTIの元になっている米国ETFのVTIは、米国株式市場に上場する大・中・小型株式、約4,000銘柄から構成される時価総額加重平均型の株価指数に連動するインデックスです。
米国市場の指数として有名なNYダウやS&P500は大型株のみなので、更に分散されており、中・小型株の成長も余すところなくキャッチできるというのも魅力ですね。

では、さっそく過去の実績を見ていきましょう。
参考までに、TOPIXと比較してみましょう。

※バンガード・インベストメンツ・ジャパンの比較ツールより抜粋

青がVTI、黄色がTOPIXです。

ここ数年は相場環境がいいので、そこまで大きな差はついていないように見えますが、TOPIXは設定来のリターンが0.09%です。
この表を見ておわかり頂けると思いますが、私は国内株式のインデックス投資にはあまり積極的ではありません。
米国市場との差も大きいですが、残念ながら日本経済はバブル期という過去をいまだに超えることが出来ていません。

しかし、世界経済は成長し続けています。
特にアメリカは、リーマンショックの暴落を既に乗り越え、最高値を更新し続けてきました。
どちらに自分の資産をかけたいかと言われたら、成長している方を選択するのは普通のことですよね。

次に、米国ETFとしてVTIを購入することと比較してメリット・デメリットを考えてみます。

楽天VTIのメリット

①信託報酬が安い

まずはこれですよね、非常に重要なことです。
近年の信託報酬引き下げ戦争で全体的に海外株式のインデックスファンドはかなり信託報酬が引き下げられました。

2018年8月時点での先進国株式インデックスファンドとしての最安値は「eMAXIS Slim先進国株式インデックス」の0.1090%かと思います。
楽天VTIは0.1696%でやや高くなりますが、そもそも「eMAXIS Slim先進国株式インデックス」とはベンチマークが異なります。
今まで日本から気軽に買うことが出来なかった米国市場へ楽天VTI1本でかけられることを思えば、充分許容できる安さだと思います。

②ドル転不要

VTI自体は以前からあったのに、日本から気軽に購入できなかったのはやはり円→ドルへの変更が必要だからですよね。
おまけに円→ドルへの変更で手数料もとられてしまいます。
更に、配当金の源泉税が日本と米国で二重にかかってしまう(確定申告すれば米国分は戻ってくる)など、いろいろ手間が多かったんですね。
そのあたりがすべてクリアになった商品が発売されたことはすごく画期的です。

③分配金が出ない

上にも少し書きましたが、分配金問題は米国ETFを購入しようとする上で非常に厄介です。
厄介というか手間なんですね。
確定申告するにしても、再投資するにしても、時間を余分に使わなきゃいけません。

私もそうですが、仕事やら家事やらで毎日忙しいじゃないですか。
ちょっと空いた時間が出来たなら、趣味に費やしたり金持ちになったら何するか妄想したり昼過ぎまで布団に埋もれたり、好きに過ごしたいじゃないですか。

分配金を出さずに再投資してくれることで、時間的にも税金的にも非常に効率的に運用が行われるわけです。
これは米国ETFを買うよりもとても大きいメリットと言えると思います。

楽天VTIのデメリット

①米国ETFのVTIより信託報酬は高い

米国ETFの経費率は0.04%で楽天VTIは0.1696%ですから信託報酬は約4倍の差があります。
しかし、米国ETFを買うためには円からドルに換える手数料等が信託報酬とは別にかかりますので、
そういった経費全体でみれば、信託報酬の差だけでデメリットというほどのことではないかもしれません。

②分配金が出ない

メリットの方にも記載しましたが、米国ETFのVTIと異なり分配金は出ません。
これがメリットかデメリットかは人によるかと思いますので、一応デメリットにも記載しました。
インカムゲイン狙いの方にはデメリットとなりますが、正直インカム狙いの方はVTIより利回りが大きいETFを購入していると思います。
そのため、米国ETFのVTIと楽天VTIどちらを買うか迷っている方は基本的に楽天VTIでいいと思います。

楽天VTとの比較

1本で世界分散を実現するなら「楽天VT」の方がおすすめです。
「投信ブロガーが選ぶ! Fund of the Year 2017」でも1位は「楽天VT」でした。

それでも私が楽天VTIを選んだ理由

私は他の投資信託で新興国や国内の株式へ分散していたので「楽天VTI」を選びました。
また、先ほども書きましたが米国経済は世界最強です。
敢えて「楽天VTI」を選択したのは、米国の経済成長だけをがっつり享受したいと考えたからです。

どちらも優良な商品には変わりないので、このあたりは自分のポートフォリオをよく考えてみてください。
今後もし、S&P500(VOO)連動の商品が出てきたら、また迷っちゃいますねぇ!
・・・なんて、こんなのも投資信託選びの楽しみですよね。

まとめ
いろいろと手間がかかるため個人投資家が手を出しにくかったVTIが、手軽に買えるようになりました。
米国市場への投資が資産運用のひとつの最適解とも言われているため、迷ったら「楽天VTI」と言っても差し支えないと思います。

※実際の投資は自己責任でお願いしますね。

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