複利効果の最大化ってどういう意味?分配金と税金の関係

日本の投資信託においては「分配金が出ない方が複利効果が最大化する」とよく言われています。
それってどういう意味?もらった分配金を再投資することと何が違うの?
と、疑問に思ったことはないでしょうか?

この話題において、切っても切れないのが「税金」のお話です。
税金の話って嫌ですよね・・・私も苦手です。
でも、かなり短くまとめました!
気持ちに余裕があるときでいいので、ぜひお付き合いください。

では早速本題ですが、分配金には「普通分配金」「特別分配金」の2種類があります。
今回は「普通分配金」が主役です。(以下、分配金)

分配金の源泉徴収

分配金をもらうと、配当所得になります。
当然、所得税を払う必要がありますね。
本当は各個人が計算して払えばいいんですけど、そんなこと言われましても難しいですよね。

じゃあ払う前に税金分引いて払いますねっていうのが配当所得の源泉徴収です。
ということなので、そもそも受け取る分配金自体が源泉徴収後の金額なんです。
(※源泉徴収ありの特定口座に限る)
ちなみに、源泉徴収では約20%がひかれることになります。

例えば・・・
分配金総額100円だったとすると、源泉徴収後に実際にもらえるのは80円程度です。
なのでこれを再投資したとしても源泉徴収された20円分損していますよね。

これが、冒頭に書いた「分配金は出ない方が複利効果が最大化する」のひとつの理由です。

ポイント
分配金が払い出されると、総額から源泉徴収された金額しか再投資できない

さて、投資信託が投資している企業からは分配金が出ているのに投資信託から分配金が出ないってどういうこと?
って思いませんか?

皆さんがお持ちの投資信託の運用報告書等を一度読んでみてください。
こんな風に書いてませんか?

※ひふみ投信運用報告書より抜粋

経費をなんやかんや引いた結果、みんなのためにいろいろ考えて分配金出さないことにするね!(超訳)

ということが書かれていますね。
分配金を極力出さない投資信託の方が複利効果を最大化しやすいということ実践してくれているわけです。
ありがたいことですね。私もひふみ投信にはお世話になっております。

ただ、様々な事情により分配金を出さざるを得ないケースはあります。
個人的には分配金を出していたとしても、その分リターンがいいアクティブファンドなんかは買う価値があると思っていますが、皆さんはいかがでしょうか?
過去の分配金の有無や方針も投資信託を選ぶ際には参考にしてみてくださいね。

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